Real

おしらせ

弟×兄
複数レイプ
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【改編】

 目を覚ました瞬間、裸電球が眩しくて目を細めた。

「よお、お兄さん。ようやくお目覚めかな?」

 ぼんやりとした黒い影が、次第に黒髪の少年のものだと、はっきり見えるようになる。

 ここは……。

 視界を見渡すと、それは薄暗い倉庫のような場所だった。

 俺は両手を後ろでに縛られて、古びたソファーに座らされていた。

「大丈夫、お兄さん? ちゃんと意識ある?」

 ペチペチと冷たいものが頬に当る。

 それがナイフの刃だと気づいた瞬間、俺ははっきりと意識を取り戻した。

 少年がくすりと無邪気に笑った。

「ちゃんと目覚めてくれてよかった。無意識の男を嬲ったところで、なんにも面白くないもんな」

 にっこりと笑うその瞳は、ゾッするほどに冷たく残酷だった。

「お兄ちゃん、ビビってんの? 可愛い〜!」

 そう野次を飛ばしたのは、隣の少年だった。

 良く見ると複数の少年達が俺の周りを囲んでいた。
 
 どの男達も金髪にピアスだらけの質の悪そうなヤツらばかりだった。

 怯える俺を彼らが嘲笑う。

「さっきは、随分勇ましかったのにさ」

 黒髪の少年がガッカリしたように言った。

「俺がその男の代わりになる。だから、その男を放してやってくれ」

 少年の一人が戯けたように俺を真似る。

 ドッと少年達が爆笑した。

 それでようやく俺は思い出した。

「あの男は、ちゃんと解放してやったのか?」

「もちろん」

 と、黒髪の少年はうす笑みを浮かべた。
   
「本当に?」

 どうにもこの少年が信用できずに念をおす。

「本当だぜ。俺の言葉は信用できない? なら、司に聞けば?」

 司……という言葉に、ビクッと躯が竦む。

 少年が顔を向けた先に司はいた。

 俺のたったひとりの弟が……。

 憎しみを含んだ冷たい眼差しを俺に向けていた。

「ちゃんと解放した。だから、あんたにも約束どおり制裁を受けて貰う」

 揺るぎのない瞳。
 司は嘘などついてない。

 だからこそ俺は恐怖に躯が強張る。

「ホント、馬鹿だよね〜、お兄ちゃんって。あんなろくでなしの為に躯を張るなんてさ」

「違う。あの男の為じゃない!」

 俺は叫んでいた。

「ふ〜ん。じゃあ司の為って? だから馬鹿なんだって。お兄さんがわからないようだから俺が教えてやるよ。それは司の為じゃなくて、自分自身の為なんだって。あんたのしたことは、ただ司の傷口に塩を揉み込んだだけ。自分から自分の処刑の書類にサインするなんて間抜けとしかいい様がないね」

「なっ……」

 少年の言うことが理解できなかった。

「どうゆうこと……」

 司を見ると、相変わらず冷たい眼差しで俺を見ているだけだった

「悪いけどおしゃべりは終わりだ。後でじっくり自分のしたことを後悔すればいいよ」

 俺は少年達の手で猿轡をされる。
 
 司……どうしてっ!!

「さあ、処刑の始まりだ。覚悟してよお兄さん」

 黒髪の少年がナイフを振り翳す。

 司はただジッと冷めた目で見つめるだけだった。

 俺は自分が思っていた以上に、深く司を傷つけていたのだと思い知った。

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