![]() 満員電車の恋 ![]() -4- 彼の達き顔は、私のペニスを直撃するほど、いやらしく淫らだった。 彼は息を切らし、力果てたように私に寄り添っている。 私よりもずっと高い体温に、私は目眩がするほど欲情した。 今この場で犯してしまいたいと、勃起した性器が切実に訴えている。 しかし、身動きもとれないこの状態ではどうしようもない。 だが、まるで見計らったように停車駅に到着するアナウンスが鳴った。 電車が到着すると、出口付近にいた私達は人の波に押され、ホームへと押し出される。 その瞬間、彼は乱れた服装を直しながら、改札へと向かった。 私は彼を追った。彼の下車駅でもない駅で降りたのは、私達から逃れる為だろう。 だが……ここで逃がすわけにはいかない。 私は彼が改札に出る前に捕まえた。 「騒ぐな!」 彼がなにかを言う前に、私はそう脅した。 気の弱そうな彼は、威圧的な態度に逆らえないのか、大人しく従った。 彼は絶望したように青ざめている。 「君も、さんざん痴漢されて、感じまくってた淫乱だって皆にばらされたくないだろう」 「ひっ……」 彼は小さな声を漏らし、羞恥で俯いた。 「ついて来い」 私はすぐ傍にある公衆便所へと彼を連れ込んだ。 個室に入るなり、私は彼の口脣を奪った。彼の口脣は蕩けそうに甘かった。 ファーストキスもまだなのだろう。彼は成すがままに、私に舌を吸われ、口蓋を舐めさせた。 私が初めて彼の口唇を穢しているのだと思うと、たまらない優越感がわいた。 彼の舌も、口腔も、なんとも柔らかく甘美だった。私は彼の口脣を貪り続けた。 私は彼の口脣を味わいながら、彼のベルトをはずし、ズボンを下着ごと脱がせた。 彼は抵抗するものの、力など入らない様子で、私にされるがままだった。 私は彼のペニスに再び触れた。するとどうだろう、彼の陰茎は勃起しはじめていたのだ。 彼は本当に初めてなのだろうか? こんななにも知らなそうな無垢な顔をしながら、本当はすでに男を知っているのじゃないか? すでに男に愛されることを知っているから、痴漢されて、あんなに乱れたのではないか? それらの疑問は、私を嫉妬に狂わせる。 「キスされただけで勃起するのか? まさか、これが初めてじゃないのか?」 私は尋ねずにはいられなかった。 彼は涙ぐみながら首を振る。 「ちがっ……ぼ、僕……キスしたこと……ない……」 彼が嘘を吐くとは思えない。私は少しだけ安堵した。 「じゃあ君は、初めて知らないおじさんに触られて、すぐにおちんちんをこんなに膨らませるほど、いやらしい躯なのか?」 私は彼のペニスを扱きながら聞いた。 「ああっ……やめてっ……そんなのしないでっ……」 「私の質問に堪えなさい」 「あ、あんっ……痴漢は……初めてじゃ……ないっ……からっ、んんっ!」 なるほど、こんなに可愛いのだ。すけべ親父達の餌食にならないはずがない。 しかし、痴漢に躯を開発されるとは、一体どれだけ、痴漢に遭ったというのだろうか……考えただけで、腸が煮えくりかえる。 ![]() (←)(→) (戻る) (top )
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