![]() タブー 全11話 -完結- 兄と兄の友人×弟 ショタ,3P,強姦,媚薬 1/2/3/ 4/5/ 6/7/ 8/9/ 10/11 ![]() -1- 兄の皇紀が、また質の悪い友だちを連れてきたのだと知る。 天音はできるだけ彼らに見つからないように、こっそりと自分の部屋に向った。 兄の部屋を通ると、廊下まで煙草の匂いがした。未成年にも関わらず、彼らは煙草どころか酒までも飲んでいる。 時々、女の人を連れ込んでいやらしいこともしているようで、兄の部屋から漏れてくる女の人の変な声を、天音は耳を塞いでやり過ごしている。 天音は彼らのことが嫌いだった。本当はこの家になんて入れたくない。 だが、五つも年の離れた兄は、両親よりも遠い存在で、天音は自分が兄にあまり好かれていないことも知っていた。とてもそんな我が儘を言える仲ではなかった。 とにかく彼らが帰るまで、天音は部屋でじっとおとなしくしているほかなかった。 隣の兄の部屋では、酒盛りでもしているのか、ひどく騒がしい。大きな声や笑い声が煩いほどだった。 天音はそんな騒音に眉を少しだけ潜めて、ランドセルから宿題を取り出して、机の上に広げる。 今日は苦手な算数の宿題だった。 特に勉強が好きなわけでもなく、その上、こうも騒がしくては解ける問題も解けるはずもなく、集中力の掛けた天音は、爪を噛む。 苛立ちがつのる中、ガチャリと扉が開く音がした。 驚いて振り返ると、男が立っていた。それは兄の友人の一人だった。何度かこの家で顔を見たことがある。 どちらにしても、ノックもしないで人の部屋に入ってくるなんて、常識人でないことは確かだ。 「よう、なにやってんだ?」 男は片手にグラスを持って、男からは鼻をつくような匂いがする。 この人お酒臭い……酔っているのかな? 「えっと……宿題です……」 早く部屋から出ていって欲しいと願う。 「宿題? うわっ、懐かしいな」 男の手が馴れ馴れしく天音の肩に掛かる。普段人に触れられることのない天音は、男の手の温もりが嫌だと思った。 「へぇ〜、算数か。今、何年?」 「六年生です」 どうしてこんなことを聞くのだろう? 暇つぶしなら、早く帰って欲しい。 「ふ〜ん、六年生か……」 男はそう言うと、じっと天音を見つめていた。まるで絡み付く視線が気持ち悪かった。 「まあ、ちょうどいいかな」 呟くように男が言った。 その意味ありげな言葉が、妙に気になった。 「名前はなんて言うんだ?」 嫌だ、名前なんて教えたくない。 天音は黙って俯いた。 「聞こえてんだろ、名前は?」 男は睨みながら、苛立った声を出す。そんな男の気配が怖くて体が竦んだ。よくわからないが、逆らったら殴られる気がした。 「天音……です」 「あまね……か。兄弟そろって変わった名だな」 天音も皇紀も、読書好きの母が決めた名前だった。ありふれたものが嫌いなのだと言っていた。 「でも、いいな。似合ってるよ」 男に褒められても少しも嬉しくなかった。 「なあ、天音。そんなつまらない勉強なんて止めて、俺達と遊ぼうぜ」 男の言葉に天音は目を見張った。 子供の天音を誘うなんて普通ではあり得ない。 機嫌がよさそうに笑っている男の笑みも、なにか裏がありそうに思えてしょうがない。 「あの……僕はいいです。宿題もしないといけないから……」 「宿題なんて後ですればいいだろ。いいから来いよ」 男は天音の手を掴むと、強引に引っ張った。 どうやら元から天音の言葉など聞くつもりもなかったようだ。 ![]() (←)(→) (戻る) (top )
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